プロアマ問わず、昨今ではYouTubeへの投稿も一般に浸透してきましたよね。以前まではビデオ撮影といえば「結婚式」や「運動会」「発表会」などのイベントが主流でした。
その流れはもちろんあるのですが、ネットの普及によって撮影用途の幅が増えてきました。
しかし、どんな撮影をするにしても基本が整っていて、始めて鑑賞に耐えうるモノになるのです。
そんなビデオ撮影の基本を自分の経験を踏まえてお話しようと思います。あくまで個人的な見解で、且つ、ビデオ撮影初心者の方へ向けてのアドバイスとなります。
① カメラのセッティングはほぼオートでいい!
今のカメラは性能がすごくいい。オートフォーカス、オートアイリス(露出)、オートホワイトなど多種多様な「オート」が備わっており、初心者が設定をイジればイジるだけあらゆる現場に対応しきれなくなってきます。
メーカー側は何度も何度もテストをし、私たちがカメラ設定など気にしないで被写体に集中できるようにと日々努力をしていると思われます。だったら、使ってあげましょう!オートを!
② とにかくカメラを動かさない!
もうコレだけでビデオ撮影の基本は終わりと言っても過言ではないでしょう。撮影したい被写体があるとします。被写体をカメラの枠に収めます。
被写体が動く時もあるでしょう。カメラを動かしたいですよねw。
でも、ここでガマンしてください!ここでガマンできるかできないかで撮影の上達速度は大幅に変わってきます。
とにかくカメラを被写体に入れて動かさないことが1番重要!
できれば三脚を使っていただければ尚良し。このカメラを動かさないというのはプロ用語で「FIX(フィックス)」と言います。
③ RECオフとRECオンを使いこなす!
前記で被写体がカメラの枠から外れてしまったら、そのまま動かさないでガマンしてくださいと言いました。
しかし、被写体を撮らなければ本末転倒なのも十分分かっています。
そこでお教えしたいのが、「RecオフとRecオン」の切り替え。言わば、録画停止と録画です。FIXで撮影していて被写体が逃げるとします。
枠からはみ出たら「Recオフ!」そしてカメラを再度被写体に合わせて「Recオン!」
これを行う際、ポイントなのが・・
Recオフした構図とは違う構図(サイズ)でRecオンすること。
これによりカットとカットがスムーズにつながります。以前の構図と同じサイズの構図をつなげると被写体がワープしたような感じになり違和感が出てしまいます。
まあ、この同ポジカットを利用してオモシロ映像なども作られていますが、ここでは省きます。
この三点ですね。私が撮影ビギナーにとって重要だと思う基本は。
この②と③を繰り返して撮影していけば、鑑賞に耐えうる映像に仕上がるかと思います。そしてこの繰り返しはビデオの編集も同時に行っているということでもあるんです。
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